お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

続・何にもない日々と親子〜夕暮れ編

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幼稚園バスから降りて、手をつなぎ

家に帰ったらあったかいカーペットで暖まる。

 

夕飯の仕度を始めた私と

制服を脱ぐのは拒否して、ゴロリと寝転がってテレビを見る5歳。

 

いかにも子どもの世話をサボっているようで

「お手伝いする?」と声をかけてみる。

砂糖さやの筋をとってもらい、しいたけを切ってもらう。

 

買ったばかりの娘の包丁。

使い終えたら自分で洗って、

この日からお母さんと同じ包丁スタンドにデビューした。

「ここに置いてほしかったの」

誇らしげに、5歳は目を輝かせる。

 

そうこうしていたら、

開いていた缶で私が手を切った。

 

「ばんそうこう、どこだっけ…あ、ちょっとそこから取ってくれる!?」

お手伝いを終えてポヤっとしていた5歳に、

ばんそうこうを取ってきてもらう。

 

「どこ…?あ、ここか」

5歳は手早く手当してくれる。だてにばんそうこうでお医者さんごっこしてないね。

 

そんな、何にもない日の夕暮れどき。

あの日からずっと、特に何にもない日々。

それは私たちが健やかな証。

 

以前の記事はこちらから。

何にもない日々と親子

8件のコメント

画像が!かわいすぎて!ドラマのワンシーンかと思いました!
お手伝い素敵ですね。
うちはまだ下の子と喧嘩になるので、包丁作業はお休みで…でももう自分で洗えるんですね。

「ここに置いてほしかったの」が可愛すぎますね!

ありがとうございます♡
あまり鋭利でないものを買ってみたので、洗うのはとりあえず出来るみたいですが、
ケンカが多い時期は危険度高めですもんね。
他にもたくさん手伝ってほしいことはありますもんね(笑)

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ABOUT US
吉村優
◇MJプロ ◇神奈川県横須賀市在住  ◇2016年生まれ 年長1人娘 ◇わたし版「pokke版」 ◇夫は10歳年上 ◇学童保育指導員  ◇『お母さんのことはお母さんに聞こう』が私のお母さん大学キャッチフレーズ  ◇「母時間ラジオ」パーソナリティ