お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

12月12日は漢字の日。「好」は、女の人が子どもを抱きかかえている姿。

▼世相を反映した「今年の漢字」が発表される12月12日は「漢字の日」。

▼年賀状に今年の抱負を漢字一字で書いてくる友人がいる。不妊で悩んでいたが、「迎」と書いたら赤ちゃんを授かった。「耕」と書いた年に田舎へ帰り畑仕事を始めた。来年は何と書いてくるか。

▼ある小学校で、卒業前に6年間を漢字一字を書かせたところ、「楽」「友」「学」「充」に混じり、「忙」「苦」と書いた子もいたそうで笑えない。

▼岩手県一関市教委は集中力の養成や心の教育を狙いとし今年度から幼稚園に漢字学習を導入したが、「早過ぎる。教え込みはなじまない」といった声もある。

▼女の人がひざまずき授乳する姿を表す「母」という漢字。サトウハチロー詩集「おかあさん」にある詩。「母という字を書いてごらんなさい/やさしいように見えて むずかしい字です/格好のとれない字です/やせすぎたり 太りすぎたり ゆがんだり/泣きくずれたり・・・・・・笑ってしまったり/お母さんにはないしょですが ほんとうです」。

▼小さな子どもにむやみに「漢字を覚えなさい」は難しいが、漢字の成り立ちや意味は楽しく伝えられるだろう。ちなみに「好」の字は、女の人が子どもを抱きかかえている姿である。

(お母さん業界新聞1612/苺一絵)

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編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。