「もったいない」から生まれた 大豆がまるごと入った濃厚豆腐

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冷やっこに味噌汁…時々豆腐ハンバーグもつくりますが、
美味しさはもちろん、健康によいため、食卓には欠かせない豆腐です。

焼津市の大鈴屋豆腐店、鈴木税社長に話を聞きました。
「健康食品会社を経て豆腐店に勤務。製造工程でおからの95%を破棄していると知り、
もったいないと思ったのがきっかけです。
製造機械を譲ってくれる話があり思いきって独立。
おからを出さない豆腐づくりを始めました」。

大豆には独特のえぐみがあり、おからを出さずに美味しい豆腐をつくるのは簡単ではないそうです。

「駿河湾で採れたミネラル豊富な海洋深層水を使っているのもポイントですが、
納得のいく豆腐の完成には2年かかりました。
それから10年、小売店卸をしながらもより多くの人にこの豆腐を知ってもらいたいと、
昨年、東小川に小売店を出しました」。

イチオシは「するが美人の絹」。
大豆の風味があり、滑らかながら味がしっかりしています。
大豆にはたくさんの栄養成分が含まれ、抗酸化作用、血行促進、アンチエイジングなどさまざまな効用があります。

「良質な大豆タンパクを食べて丈夫な体をつくってほしい」と鈴木社長。
私たちの心と体は食べたものでつくられることを、改めて実感しました。

もう一つのおすすめは「特製がんもどき」です。
ひじきと桜えび、枝豆、蓮根入りで栄養満点。
温めるだけで食べられる手軽さもありがたいです。

子どもたちを虜にした「豆乳ソフトクリーム」は、
自家製豆乳入りでクセになる美味しさ。

素朴な「豆乳ドーナツ」は、しっとりやわらかく、やさしい大豆の甘さで軽い口当たり。
いくらでも食べられそうです。

大鈴屋豆腐店●https://www.suruga2525.com/
焼津市東小川8-12-8 TEL054-665-6267 営業/10~18時 定休/火曜日、祝日

取材/MJ青島綾乃

(お母さん業界新聞静岡版 2020年11月号 「静岡STORY」掲載)

ABOUTこの記事をかいた人

田村由佳利

静岡版編集長をしつつ、わたし版「PARASOL静岡版」を発行しています。 わが家の先生は、9歳と5歳の 女の子2人です。