お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「4つの力」その3「それもいい!」の許容力

「お母さん、やっているだけで素晴らしい」と群馬から絶叫している、ばなな先生です。

すべてのお母さんにあり、わが子を自然にいきいきさせる「4つの力」。その3つ目は「それもいい!」という許容力です。

先生をしていると、子どもたちのいわゆる「問題行動」に遭遇します。それを突き詰めていくと、「家族、特にお母さんへのメッセージ」、さらには「夫婦仲よくして」というメッセージだと気づかされます。そこに気づいて夫婦が向き合うと、子どもが変容し、家族が仲良くなることがあります。

ある子が急に登校を渋るようになりました。お母さんは「それもありだね」と学校に行かなくてもいい、と許容。すると、お父さんが「そんなことはあり得ない」と反発し、けんかが絶えなくなったと相談されました。

ぼくは「旦那さんの会社の話を聞いてあげてください」とお母さんに言いました。すると、やりたくない部署に変わって大変なことがわかったそうです。

お母さんが「辞めちゃうのもありだよね」と旦那さんを許容した途端、条件付きながら「学校に行かなくてもいい」と言いだしたそうです。

果たして、その数日後にはお子さんが登校。もちろん夫婦仲も良くなり、2人でランチに出かけるようにもなったそうです。

お母さんが自分の考えを一度脇に置き「それもいい」と許容すると、家族に活力をもたらせます。お母さんが寛容になると、困らせたくないと思うのでしょうね。まさに百万母力!

※拙著 『12歳までの自己肯定感の育て方でその後の
人生が決まる』(フォレスト出版)絶賛発売中。

ばなな先生とよかよか学院

コメントを残す