お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

息子は唯一無二の存在(大阪版/パパスタイル)

パパスタイル
息子は唯一無二の存在
(坂本剛/大阪市)

わが息子くん。界。界と書いてカイ。
年が明けたら5歳になります。
仕事でなかなか休めないため、
帰宅はいつも夜中の私。
そんな私との時間を楽しみにしてくれている
唯一無二の存在。
私にとって一番の友だち。
一緒にフザける。一緒に歌う。
一緒に戦いごっこをする。
一緒にお店屋さんごっこをする。
つい最近、一緒に朝のランニングを始めました。
「人を笑顔にさせる人になる」という私の生きる指針に沿って、
生まれたときから接してきました。
というか、ずっとフザけてきました。
子どもはビックリするほど親のことをよく見ていてマネをします。
「行ってきますをするパパ」
「家に帰ってきた時のパパ」
私のメガネを着け、肩にはショルダーバッグ、
家と自転車の鍵を握りしめて、玄関に向かう息子くんは
デザイナーのパパもビックリの洞察力の持ち主です。
パパと同じくいつもフザけてテレビにツッコミ、
大声で歌い続け、うるさいとママに怒られる日々。
明るく元気でうるさいのならいいのですが、
怒ったり怒られたりして泣いてるときも誰よりもうるさい。
基本的にずっとうるさい。
そんな息子くんですが、たまに体調を崩して元気がない
「うるさくない息子くん」を見るのは苦しかったりします。
うるさくても、明るくて元気な姿が一番。
私の仕事はデザインの先生ですが、
息子くんからいつもたくさんのことを学んでいます。
人が成長していく様子や軌跡をリアルタイムで見せてくれます。
成長するということはだんだん大人に近づき、
私から遠くなっていくことでもあり。
さびしいけれど生きていくために重要で、
なくてはならない過程なのでしょう。
そのときが来るまで、一緒にフザけて、ママに怒られ、家族みんなで、
うるさくても元気で明るく楽しんでいきたいと思います。
息子くん、いつまで一緒に遊んでくれるんでしょうか。
(お母さん業界新聞大阪版 2020年12月号掲載)

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(お母さん業界新聞大阪版編集長 宇賀佐智子)