新聞を書いていなかったら・・・

わたし版を書き始めて丸3年。
4年目突入の今月。

5年前、誰ひとりとして、身内や知り合いがいない土地に引っ越してきて、不安だった日々。
でも、お母さん大学に出逢い、新聞を書き始めてからというもの、
地域で顔の見える、信頼できる方たちとの繋がりに、たくさん恵まれている。

折々おしゃべり会をこの町でもやりたいと思い、企画・開催してきた3年間。
色んな方のご厚意で、転々と場所を移しながら、活動してきた。
そして、昨年からは、行政の方が力を貸してくれ、
80歳ひとり暮らしのおばあちゃん宅の敷地内にある、空き店舗を無償でお借りできることになり、
活動の拠点として使わせて頂いている。

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4月に開催予定だった折々おしゃべり会。
初の中止。
ただ、2月に折々のみんなで仕込んだ味噌をこの場所に置いていたので、
それが気になって、私だけ様子を見に行くことに。

部屋の鍵を開け、作業をしていると・・・
借主さんであるおばあちゃんが声をかけてくれた。
「いつも、あなたが書く新聞を読んでるよ。感心、感心。
亡くなったお義母さんの記事、色々と考えさせれたよ。
素晴らしい逝き方をされたんじゃね。
さも生前、すばらしい生き方をされておったんじゃろうね。
私もそうなりたいよ。
この自粛で、出事がなくなって、家で一人きりだと、どうにかなりそうじゃわい。」

と、お話してくれた。
ひとりで不安に思いながら生活していらっしゃるおばあちゃんの心の内を垣間見て、
やっぱり人と人が関わり合いながら生きていくことがどれだけ必要で、
元気の源になるかということを実感した。

立ち話しながら、ふと、お庭に咲いている水仙が目に留まった。
「わ~、きれいな水仙ですね!
こうやって、お庭に出て、土をいじるだけでも元気が出ますよね。」
と言うと、
「花、いる?それなら、私が摘んであげよう!」と
おばあちゃんは急に元気になって、スタコラサッサとはさみを持ってきて、
庭の花々を摘んで手渡してくださった。

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花が大好きな私は大喜び♡

気持ちが萎縮しがちなこのご時世、こんな小さなやり取りが、この上なく嬉しい!!!

早速、家に飾りました。

水仙の良い香りが広がって、幸せな気持ちに。
この花を見るたび、おばあちゃんを思い出す。
大切な、大切な、新聞がくれたご縁のひとつ。

ABOUTこの記事をかいた人

近藤美和子

岡山県出身。大学は島根。就職は山口。結婚して愛媛へ。 2015年春に、愛媛から福岡に転居し、お母さん大学に出逢いました。 現在、小6と小3のわんぱく息子2人のお母さんをさせてもらっています。3年前から、わたし版【筑前町ゆりかご版】を書いています。 また、音楽療法士として、障がいのある子どもたちと関わる仕事をしています。 「お母さん」であることを、悩みもがきながらも、全身全力で楽しみたいと思っています! 好きなことは、自然・音楽・読書・ひとり旅・食べること・歌うこと・人と交わること・高校野球です♪