お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

子育ての難所

次男の進路相談の結果聞きに、小学校へ。
やはり希望は叶わず、支援の知的学級へ進学となる旨の連絡。
担任の先生は、ポジティブに捉えて、彼にあったサポートは受けられる環境を持てるという意味で、この進学先は心強く受け止める考えもあると。
担任の先生は親身になって相談に乗ってくださるので、不安はない。
そう捉える気持ちはわかる。
モヤモヤするポイントは、書面の得点だけで振り分ける行政に対してかな。
まだ、12月の受験結果の選択肢も残っているので、しっかり夫や本人と進路について最善を見つけよう。

同時に、次男の特性からクラス担任のギブアップ報告が最近ちょくちょくあり、特性の説明をしても理解していると回答はあるが、なかなか理解されていない状況。
私も多少ひねくれているので、ならばと、支援級の資格ある先生と、教頭と担任と面談をしてもらった。
私としては普通級で頑張ってもらいたい。手に負えないハイテンションの時にはクールダウンで保健室を利用させてもらいたい。
それが難しいとか、手がかかると感じるのであれば、適切な手続きで情緒のクラスのある隣の小学校への転校も視野にいれて考える覚悟です。
と伝えてみた。
担任は、それはお母様のお考えで、決してそうして欲しいとは言っていませんが、お母様の家庭での声かけで、学校で落ち着ける可能性を考えたいと…。
と回答される。
それができるなら、今まで苦労はしていませんよ😭
出来ないから、本人は学校で困っているのです。
それをグッとこらえて、細かく特性を説明した。
支援級の先生が、特性に応じた特別な支援を望むといった場合は転校もやむを得ずですが、そうでなければ本人の負担を考慮して校内の特別転籍も可能です。と意見をしてくださった。

親はいつも、子供が如何に心の負担なく学校生活をおくれるかを考えて選択する。
今回の担任の意見は、三男の授業妨害で度々授業を中断することに困惑して、それを解消できる方法を模索しているようにしか感じられなかった。つまり、担任の側の困り事を解決したいと言う意見。
決して三男の困り事を解消できる手段を考えたいと言った捉え方ではない相談に感じられなかった。

もっと言えば、何度も何度も、日中電話をかけてきて、こうあってクラスの子達に迷惑をかけているだとか、授業を中断させたとか、クレームじみた報告をして、どうすれば本人が落ち着くのかと私に解決方法を問う。
その繰り返しで、ならば支援に移せば良いのですか?と答えると、私からそういったお願いをしているわけではありませんと答える。
ならば精神科から薬を処方してもらい、無理やり落ち着かせれば良いのですか?と尋ねると、そのようなお願いをしているわけではありませんと逃げるような回答をされる。

先生としてどうしたいのかや、生徒に指導する方法が親に対して問題ないかの確認だったりで連絡がある分には私も意見を伝えたり、判断もできる。
いつも意見を求められるばかりだったから、モヤモヤしてしまう。

もう、お互いに疲弊する平行線での話ばかりでなんの解決にもならない。

支援の先生と、教頭先生と、来年度の支援クラスへの転籍を検討しますと話を終えて帰宅した。

夫は発達障害を理解できないタイプのひと。
この話を伝えたけれど、支援クラスであるがゆえに、将来の進学や就職で不利な扱いを受けないか不安だと意見された。
私はきっと、子供が特性を持っていても自分らしく生活できて、その特性をいかす選択肢を得られる環境が支援クラスにはあるのだと信じているので、そう伝えた。
夫は納得してはいないようだったけれど、我が子を思う気持ちは同じだと感じているので、もう少し話し合う時間が必要。

子供にとって最善とはなにかを考えることはとても難しい。
きっと今が子育ての難所なんだと思う。

1件のコメント

薄さん、たくさんの悔しさと虚しさを一緒に味わうような気持ちで読みました。
教育とは、一体誰のためにあるのでしょう。
子どもたちには、学ぶ権利があります。
学ばなければならないのではなく、学ぶ権利を持った存在がそこにいるということを、大人はしばしば忘れてしまうように思います。

学校側の言い分は、集団としての意見。
親は個人としての意見。
だからこそ一致しないのかもしれません。

だけれど、日中、それに何度もクレームの電話をかけることが、親を追い詰めることが分からないのでしょうか。
家庭での声かけを、求めることはたしかにあります。
だけれど、その声かけはあくまでも、子どもが家での表情を見せている時にだけ有効です。
子どもは家庭と学校では違う顔を見せているのに。
家庭で声かけしてもらって、それを学校に影響させるだなんて、なんて回り道なのでしょうか。
家庭での工夫や声かけは、もっと長期的に見て子どもに影響するものだと思います。

薄さん、いつかゆっくりお話したいです。

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ABOUT US
薄 祥子
三人の男の子のお母さん、物流会社の会社員、九州男児の夫の有能な妻(のつもり)、お母さん大学生、そして今年MJプロとなりました。他にも、育休後アドバイザーとして活動中。地区子供会取り纏め役も三期目。1日が24時間では足りない日々です。