お母さんのみみ

2歳の娘は寝る時、私の耳を触る。

「みみ〜!」

夜中も起きたら、私の耳を探す。

「みみ〜〜」

左右入れ替えて触ったり、指を中に入れたり、我が物顔で自由に触る。

爪を立てるから、痛い時もある。

でも・・・

小さな寝息を立てて私の耳を触りながら眠る娘を見て、幸せに想う。

この子に耳を触られるのは、後何回かな?

いつまで触ってくれるのかな?

今日もみみーって言ってくれるかな?

もう触らないでよー!

なんて言いながら、触られることを期待している。

お母さんの耳。

娘専用の耳。

まだもう少し触っててね。

今夜も、もうすぐ呼ばれるぞ。

「みみ〜!」

ABOUTこの記事をかいた人

大塚未希

大阪出身、徳島在住。農家の嫁です。 現在第二子妊娠中。 元幼稚園の先生、子どもが好きだけど、自分の子どもを育てるのは難しいなと日々育児に奮闘しています。