お母さんのみみ

2歳の娘は寝る時、私の耳を触る。

「みみ〜!」

夜中も起きたら、私の耳を探す。

「みみ〜〜」

左右入れ替えて触ったり、指を中に入れたり、我が物顔で自由に触る。

爪を立てるから、痛い時もある。

でも・・・

小さな寝息を立てて私の耳を触りながら眠る娘を見て、幸せに想う。

この子に耳を触られるのは、後何回かな?

いつまで触ってくれるのかな?

今日もみみーって言ってくれるかな?

もう触らないでよー!

なんて言いながら、触られることを期待している。

お母さんの耳。

娘専用の耳。

まだもう少し触っててね。

今夜も、もうすぐ呼ばれるぞ。

「みみ〜!」

ABOUTこの記事をかいた人

大塚未希

大阪出身、徳島のちょうどいい田舎、阿波市在に住んでいます。 5歳の娘と2歳の息子の二児の母。 元幼稚園の先生で現在は手形アート講師としても活動中。 子ども大好き!でも、自分の子どもを育てるのは難しいなあと日々育児に奮闘しています。