お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

置いてけぼり

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昨日、仕事が遅くなり、帰宅が夕方5時前になりました。

その日の朝、登校する前に小1の次男は、こう言って家を出ました。
「放課後、友達と遊びに行くかもしれんけん!」

そう言っていたので、
私が帰宅する時間にはきっと家にいないだろう・・・と思っていたのですが・・・

急いで17時前に帰宅すると、何と息子が家の前の歩道に座り込んで、
私の帰りをまだかまだかと、待っていたのです!!

その待ち時間、なんと1時間半!!!

「えー!!!!たっちゃん、友達のおうちに遊びに行ったんじゃなかったん!!??」
私は急いで車から降り、驚き、息子の冷えた身体をさすりながら、
泣きそうになる息子を抱いて、一緒に家に入りました。

次男の話を聞くと、その日は誰も遊べん、と言われたらしく、
家の中で留守番していたらいいものの、一人で家の中にいるのは不安で、
外で待っていたというのです。
「母さんは今か、今か」と1時間半も外で待っていたなんて、
もう、切なくなって、「ごめんねー!!」と謝りました。

そんな昨日だったので、今日は次男が下校するまでには家に居てあげたいと思い、
仕事を終わらせ、次男が下校するまでに帰宅しました。

そして、散歩がてら、通学路を歩いて迎えに行き、次男と一緒に帰ろうと思いました。

遠くから私の姿を見つけた瞬間、嬉しそうに走ってくる息子。
近くに来てシャッターを切ると、恥ずかしそうに顔を隠します(笑)

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一緒に手でも繋いで歩こう♡・・・としたところ、
さっさと私を置いて、走って家に向かう(涙)

あれ!!??

何だか拍子抜けの私。

あと1か月で見納めになる、この黄色い1年生用のランドセルカバーに
何だかしんみりしながら、走っていく息子の背中をただ眺めて、ひとりで歩きました。

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左右、見渡すかぎり緑と、見上げれば真っ青な空。
気持ちの良い、大好きな通学路です。

昨日のお詫びのつもりが、息子の想いは違ったよう(涙)

でも、短い時間だったけど、久しぶりに散歩して、
息子と一緒に肩を並べて歩けなかったけど、
置いてけぼりくっちゃったけど、
春を見つけられて、嬉しかったな~☆

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2件のコメント

1年生も残り少なくなって、陽気も手伝って友達と遊びに・・・と張り切っていたんでしょうね。
ところがそうはいかなかった寂しさが、母を待つ中で何を思っていたんだろうって思うと切ないな・・・と
思いながら、その穴埋めにと翌日母は頑張ってお迎えしたら、これもまた以外な反応。
たっ君は待ち続けてやっと会えて母のぬくもりをそのあとにしっかり感じ取ったんでしょう。
だからもう気持ちは後ろを向いていなかったんじゃないかなと思いました。
春はもうすでにやってきましたね。

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ABOUT US
近藤美和子
岡山県出身。大学は島根。就職は山口。結婚して愛媛へ。 2015年春に、愛媛から福岡に転居し、お母さん大学に出逢いました。 現在、小6と小3のわんぱく息子2人のお母さんをさせてもらっています。3年前から、わたし版【筑前町ゆりかご版】を書いています。 また、音楽療法士として、障がいのある子どもたちと関わる仕事をしています。 「お母さん」であることを、悩みもがきながらも、全身全力で楽しみたいと思っています! 好きなことは、自然・音楽・読書・ひとり旅・食べること・歌うこと・人と交わること・高校野球です♪