救いのホットケーキ

次男、春から小学3年生。

少々気が強く、ケンカっ早いのがたまにキズ。

その日も近所の大好きな友達を誘って外遊びに出かけて行った。

ところがしばらくして、足音をドンドン鳴らし泣きながら帰ってきた。

(またケンカしたな・・・)と内心思いつつ

ぎゃあぎゃあと泣きわめく次男をひざに抱っこして話を聞く。

一所懸命、私に説明している間に少しずつ呼吸も落ち着いてきたので

「お母さん、ホットケーキ焼いたけど食べる?」

「うん。」

何年ぶりにホットケーキなんて焼いたかなぁ、なんて話しながら

おいしい、おいしいと食べていた次男が一言。

「あー、お母さんのおいしいホットケーキに救われた。」

市販のホットケーキミックスに卵と牛乳を混ぜて

フライパンで焼いただけの、飾り付けなしで見た目もまったく

”映えない”女子力ゼロの私のホットケーキ。

だけど、次男の一言であっという間に

”お母さんの愛情たっぷり癒しのホットケーキ”に様変わり。

そんな最強ホットケーキに変えてくれた次男に救われたのは私の方。

なんだか胸がギューっとなってニヤニヤしてしまった。

やっぱり子どもには敵わないなぁ。

(福岡市/智原美沙)

ABOUTこの記事をかいた人

智原美沙

広島生まれ、広島育ち。ゲームとカープが大好きな長男(12歳)と、兄の真似がとにかく好きな次男(8歳)2人のお母さん。福岡市わたし版ひなたぼっこ版編集長。NPO法人Hand&Foot正会員。自分のこと、日々のこと、子供たちのこと、左手全指欠損の次男のことなどを書いています。