お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

「子どもは幸せ」に象徴される高出生率

先進国1位の出生率3.00は、ユダヤ教の「産めよ増やせよ」から。

人口の大半はユダヤ人。中でも超正統派の人々は避妊もダメで、子ども10人も珍しくない。

イスラエルには「子どもは幸せ」という諺があり、ユダヤ教徒に限らず2、3人は当たり前、街は子どもで溢れている。

子どもを尊み、子育てを最優先するお国柄。泣き声や叫び声を疎んじられることはなく、子連れでいれば常に助けの手が伸びる。

女性は出産後半年で仕事復帰する人がほとんどで、残業はなく、子どもの用事や病気での遅刻早退欠勤にも寛容だ。親戚家族は仲が良く交流も盛ん。

ベビーシッターは高校生の定番アルバイトで、子どもの預かり手に窮することもない。

(元イスラエル・ナハリヤ在住/福島早紀)

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