お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

どういう人生をあゆもうとしているのか

ニデック㈱の本社へお母さん大学「成しとげる母力」のみんなで訪れた次の日。

家で待っていた息子に、
代表取締役会長の永守さんと話をしたこと、
見たこと、感じたことを一気に伝えた。

4人で立ち上げた会社が今や世界46カ国に支社のある大企業になっていること。
本社内にある創業記念館には、立ち上げ当時のプレハブ小屋が置いてあったこと。
アメリカでつてのない中営業をして実績を積んでいったこと。

受験のための勉強なんていらない。
どういう人生を歩もうとしているのか、
何がしたいのか

が大事だと話をしてたよと。

永守コレクションギャラリーでたくさんの素敵なオルゴールの音色を聞き、
からくり人形を見たこと、そして、館長さんがこれまたとっても素敵な方だったことも。

せっかく京都に行ったのだから観光してくればよかったのに・・・という周りの声はなんのその。日帰りだということも忘れるくらい内容の濃い大満足の時間だった。

わが家には二人不登校の子どもがいる。
息子は皆さんご存知の通りだが、
2ヶ月ほど前から高校2年生の長女も学校に行けなくなった。

悩む長女の姿に涙が止まらない時も、
どうしていいのかわからず眠れない日もあった。

でも、これまで社会の流れに乗ることに必死だった長女がいったん立ち止まり、
自分の人生にきちんと向き合っている大事な時間なのだとも感じられた。

そんな私の心境に永守会長の一言一言が力をくれた。

京都先端科学大学もつくり、教育にも携わっている永守会長。
日本の教育がいかに遅れているかという話もあった。

どういう人生を歩もうとしているのか、
何がしたいのか
自分の好きなことをやれ

わが子だけではなく、
全ての子どもたちに伝えたい。
子どもたちだけではなく大人にもだ。

「125歳までの50年計画を最近たてた、夢ばっかり!」
と少年ように手を挙げて話をしてくれた永守さん。

できないことを言ってもという人もいるけれど、できるまでやる。
わからんから面白いんだ!!

「そんな人生を歩みたい」
私の話をひとしきり聞いた息子が言った。

誰にも遠慮はいらない。
どんな人生でもいい。
あなたたちがどういう人生を歩もうとしているのか、私は見届けるよ。

「成しとげる母力プロジェクト」の第一弾の旅は、
確信に満ちた希望あふれる旅だった。

お母さんの応援団長永守重信さんにまたお会いできる日を楽しみに。
私も50年計画をつくり私の成しとげる道をできるまでやろう。

 

●成しとげる母力プロジェクト
https://www.okaasan.net/nashitogeru-boriki/

●その他の記事
https://www.okaasan.net/category/hyakumanboriki/nashitogeruboriki/

3件のコメント

いやぁーこれは刺さる。
帰宅後、息子さんにちゃんと話すあやさんの母ゴコロもすてき。
やっぱり実際会う、って大事なんだな〜
本だけ、文章だけでは伝わらないものがあるんだなとみなさんの記事を読んで実感しました。
握手してるツーショット、2人とも良い笑顔ー!!

どういう人生を歩もうとしているのか、
何がしたいのか
自分の好きなことをやる

こどもたちの応援団は私たちお母さんだけど、
親である私たちもやりたいことを思いっきりやる姿を見て行きたいと思いました。
いや、もう見せているのかも!?
成しとげてますもんね?

永守さんが、にこやかにお一人で笑っているお写真。いいショット〜!とみていたら…
反射して、みんなが笑ってる姿がみえる…!
そうか!お母さんたち、みんな笑顔だからだ!
鏡なんだな!と思いました!
悩む娘さんの姿に涙する池田さんを思うと、心がぎゅっとしたのですが、そばに飛んで行かない私が出来ることはこれを見て思いました!画面の中で笑いますね!
池田さんが笑ったら、娘さんも笑顔が届くかな!もう平気よ、とか言わないでくださいね?
いつも泣いてるやん!って言わないでくださいね?笑
みんなで笑顔のリレーして行きましょーう!!

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ABOUT US
池田彩お母さん大学福岡支局長
お母さん大学福岡(ちっご)支局長/元お母さん業界新聞ちっご版編集長。長女が1歳の頃にお母さん大学に出会いマザージャーナリストに。ペンを持ったことで視点が変化し、「お母さんになれてよかった!」と心から感じる。久留米で活動をスタートして13年。現在は、久留米市合川町の「松葉荘」で居場所づくりをしながら、九州中のお母さんにお母さん業界新聞を届けようと奮闘中。3児(中3、小6、小2)の母/MJプロ/みそまるマスター/みそソムリエ