お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

商店街のにおいが好き

商店街のにおいが好き。

スーパーや、もちろんネット(パソコン前)では感じられない
いろんなモノのにおい。

商店街で育った私だからよけいなつかしい。
思い出がいっぱい。

天ぷら屋さん、注文すると
ちょっと大きめなのを選んで茶色い紙袋に入れてくれた。
カサカサいう音も好きだった。

悩んでるときは大きなハサミをカチカチいわせながら
ニコニコして待っててくれた。
最後は「今日はコレ、おすすめやで」の言葉に負けていた。

つけもん屋さん、つけもんとお味噌の量り売り。
きれいにとがって山になったお味噌をしゃもじですくって袋に入れてくれる。
ちょっと多めに入れて「まけとくわ~」と言うのがおばちゃんの決まり文句。

練り天屋さん、おばちゃんの手つきにほれぼれ。
すり身と具を板の上でねりねりして素早く油に落としていく。
買い終わってもじ~っと見つめてた。
種類ごと、家族の数を買うのに
すじ」だけは余分に頼んでそこで立って食べさせてもらった。

お豆腐屋さん、「きぬ一丁!」と言うと
おばちゃんがどんな寒い冬でも冷たい水に浮かんでる豆腐をすくって、
白いパックに入れて、機械でビニール袋をかぶせる。
最後のガッチャン!が何回も聞きたくて「もう1丁!」と言ったもんだ。
ところてんもついてくれる。
おうどんは長いお箸で突き刺して、半透明のつるっとした紙に包んでくれた。

家の近くの市場はなくなったけど、大阪にはまだまだ商店街も市場もある。

美味しいにおいと音に囲まれに行かないと!

(お母さん記者/

2件のコメント

ものすんごーく!共感✨✨私も大好きでも、理由がわからなかった。そっか!美味しいにおいと音があるからだわ!
(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)
あー!子どもの頃行った懐かしの商店街に行きたいなぁ。。。

いいなぁ、私もその練り天屋さんの手つきが見たーい!
お味噌の尖ってるの、あれはサンプルかな?って子どもの頃は思っていました(*^_^*)
商いが盛んだと、街も人も元気ですね。

私の近所の商店街も、やさしい人で溢れています。
必ず娘に声をかけてくれます。

宇賀さんの記事に
商店街の絵本を読んでいる気分になる吉村でした(*^^*)

コメントを残す

ABOUT US
編集部 青柳 真美お母さん大学本部
お母さん大学事務局兼お母さん業界新聞本部編集部。お母さん業界新聞編集チーフ。みそまるマスター。みそソムリエ。宅地建物取引士。仕事は、お母さんを笑顔にすることと、味噌を伝えること。具体的には、編集・企画・営業・イベント…。家族と仕事以外に、人生に欠かせないもの…車/映画/本/旅/甘いもの。息子(30歳)、孫2人。