お母さん大学は、“孤育て”をなくし、お母さんの笑顔をつなげています

娘の誕生日は、私の中の“お母さん”が生まれた日

娘が6歳になった!

はやいはやいはやい!!
本当にあっという間の丸5年。

娘が6歳ということは、私もお母さん6歳。
まだまだだけど、少しは板についてきたかな?(笑)

誕生日はパパ方のじいちゃんから自転車。

うちの両親からは早々とランドセル。

まだまだ想像つかないけど、
来年4月からピッカピカの1年生!

6歳になり、2人で?いやいや、
私が決めたことは、
娘ととにかく幼稚園に歩いて送り迎えすること。

今まで、なんか億劫だった。
自分がラクな道ばかりを探していた。

仕事している時間が大好きで仕方ない私。

大好きな患者さんから、
「すぐそこやんね!
娘さんバスは頼まなくてもいいんやない?」
って言われたのがきっかけ。

何気なく歩いてみたら、たったの6分。
片道1100歩。

歩くとわかる。

空の色。雲の動き。風の音。
虫たち。お花の色。新緑の色。

足音。ご近所さんとの挨拶。娘の手のぬくもり。
デコボコしている道。坂道がふくらはぎにくれる心地よさ。

自分の体調。娘の体調。お互いの心の状態。
娘が今何を考えているのか。今日何をしたいのか。
私の気持ちをじんわりと伝えてみたりする。

娘と歩く幼稚園までの道のりは、
娘と一緒にゆっくりと。

送ったあとの道のりは、
今日やることを頭の中で整理する時間。

睡眠時間は少しだけ減ったかもしれない。
だけど、頭が冴える。体も動く。
だから、仕事はさらに楽しくなった。

歩いてるだけ。
それなのにもたらされるこの変化。

娘と歩く時間は私に
いっぱいいっぱいのギフトをくれる。

卒園まで、四季を感じながら、
ゆっくりゆっくり娘と向き合う時間にしようと思う。

(お母さん記者/安藤裕子