大ゲンカのお弁当

次男、小4。

自分の考えや思いつきを否定されると、全力で反抗してくるエネルギー溢れる男子。

この日は、お弁当について。

校外学習の日、お弁当持参なので

「何が食べたい?」と聞いた私。

最初は「そぼろ丼とだし巻き卵!」

「オッケー。了解!」

それで済んでいたはずなのに、数日後。

「やっぱりそぼろ丼やめた。時々硬いの(軟骨)が入っとるやん?あれがイヤ」

「え、じゃあ、何がいいの?」

「うーん・・・コンビニのおにぎりかな。ツナマヨと納豆巻きの」

「え!?コンビニ!?それはちょっと・・・」

と私が拒否したところから次男の猛攻撃が始まった。

なぜ、自分の意見が通らないのか?

何がいいか聞かれたら答えたのに。

食べたいものを答えて、なぜ言うことを聞いてくれないのか。

何がいいかなんて、思いつかないし、分からない。

泣きながら喚く、真っ当なド正論が突き刺さる。

だって・・・コンビニのおにぎりって。

絶対ほかの友達はお母さんが作ってくれたお弁当を持ってくるのに

うちの子だけコンビニのおにぎり?

絶対、先生に心配されるやん。

そもそもお母さんの食べたいおかずが無いとか悲しいやん・・・。

お母さんである私の葛藤。次男の「怒」正論が受け入れられない。

「だって普通のお弁当にしたら、お母さん早起きせんといけんよ!?怒」

と、次男の言葉。

いや、それくらいお母さんがんばるし!怒

私も次男も治まらない。

こういう時はしばらく離れるのが一番効果的。

さっさと一人シャワーを浴びに立った。

戻ってくると、落ち着きを取り戻した次男が

「普通のお弁当でいいよ、白ごはんにふりかけと、だし巻き卵と、きゅうりとミニトマトと・・・」

折れてくれたのは次男の方。

日頃から私が「料理が苦手」と言い過ぎているのかもしれない。

だから気を使ってくれたのかもしれない。

もしかしたら、コンビニのおにぎり案は次男の優しさだったのかも。

そして、当日の朝。

リクエスト通りの白ごはんにのりたまふりかけ。

だし巻き卵、きゅうり、ミニトマト、ウインナー、デザートにぶどう。

お弁当を見て満足そうに、大事そうにリュックに入れて背負って行きました。

※お弁当の写真はすっかり撮り忘れてしまったので、

たまーに折々を手伝ってくれるやさしい次男をパシャリ。

(福岡市/MJプロ 智原美沙)

8 件のコメント

  • お弁当でこんな風に白熱できるって親子の特権だね。
    親子じゃないとできないこと。

    きっと、こんなやりとりをしたこと忘れちゃうのかもしれないけれど、
    お母さんの心にはきちんと刻まれるね。これぞ母時間。
    きちんと自分の気持ちや意見をぶつけられる次男君のこれからがまた楽しみ♪
    お母さん、お弁当づくりおつかれさま♡

    • そうそう、なんだか書き残しておこう、と思ったんよね。
      この時は本当に腹が立って腹が立って仕方なかったんだけど。
      きっとこんなに腹が立ったことすら、きっと忘れてしまうよね。
      でも書くことで心に積もっていくんだよね。

  • お弁当作りお疲れ様です!
    やりとりがリアルに想像できます。
    お互いを想いやるからこその衝突。
    次男くんなりの優しさだっったのかも…と気づいたときのちはらさんの母ゴコロを想像すると切ないです
    美味しく食べてきたかな〜

  • 息子の優しさかも、と気づけた智原さんが素晴らしい!
    そして、次男くんのまっとうな言葉にもあっぱれ!
    お互いを思うがあまりのすれ違い・・・
    でも、親子だからこそ乗り越えられるすれ違い。
    お弁当に愛がこもりまくってて、泣けるなあ・・・

    • 真っ当すぎて何も言えない母…
      結局いつも相手が上手なんだよなぁ。
      私と次男って短気なところがそっくりで、
      いつもバトルしている…。
      すれ違っているのか、結局一緒なのか?σ^_^;

  • 書くって学びが多いですね。
    書かなかったら喧嘩してお互いその場で不快感を味わって終わりになることでしょう。
    でも記事にすることでその会話を思いだしながら、感情のほとばしる奥にある優しさに気づくという話でしたから。
    こんな経験の積み重ねの先に本当の親子の愛情が重ねられていくのだと思います。

    • いや、まさにおっしゃる通りです!!
      こうして書いてなかったら、次男の優しさには気付けていなかったかも…
      だから、やっぱり文字に起こしていかないと
      大切なものを見過ごすなぁ、と思います。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    智原美沙

    広島生まれ、広島育ち。思春期に突入した長男(13歳)と、気が強い次男(9歳)2人のお母さん。福岡市わたし版ひなたぼっこ版編集長。NPO法人Hand&Foot正会員。自分のこと、日々のこと、子どもたちのこと、左手全指欠損の次男のことなどを書いています。